エンジンの摩耗はなぜ起きるのでしょう?ここでは摩耗のメカニズムを話したいと思います。

 

金属表面は一見平らに見えても、実は凸凹しています。この凸凸同士がぶつかったとき、山の頂上が瞬間に溶けてちぎれまた溶けてちぎれてを繰り返しています。

 

ちょうど、鉄の棒を地面にこすりつけると、火花をちらし削れていくのと同じです。

この摩擦によって削れてしまうのを防ぐ為に、金属と金属の間にエンジンオイルを入り込ませ、ちょうどサンドイッチの様にすることで、摩擦を減らすことで摩耗を減らすのです。


 

ところが、潤滑油だけだと、この凸凹した山は埋めることが出来ません。この凸凹を均一に埋めることが出来れば、摩耗をいちじるしく抑えることが出来るようになる訳です。

 

そこで配合されるのが、「添加剤」

 

添加剤を配合することで、金属表面に、薄い皮膜を作り、この皮膜の上に潤滑油の膜が出来るようにします。この添加剤の善し悪しで摩耗を防ぐことが出来るのかどうかを決定してしまうと言っても過言ではないでしょう。

 

 


エンジンオイルを交換するとき、金属粉が沢山出てくるってことは、山の頂上同士がぶつかったとき、瞬間に火花を散らし、溶けてはがれ落ちた金属なんです。金属粉が出ていると摩耗が進んでいることにあります。

 

金属粉が大量にでるってことは、この添加剤技術が低いといっていいでしょう。そして出てきた金属粉が、ヤスリの役目をして、さらに摩耗を進めてしまうのです。


液体チタン