当店が言う旧車とは1980年以前に製造された車両とします。(旧車の定義が無く、個人的意見の差が大きいため)製造当時、化学合成オイルというものが一般的ではなかった時代です。

 

この時代のエンジンに使われているゴム関係はエステル基などに浸食されやすいものです。よってこの時代のエンジンには、化学合成オイルを使用しないのがベターです。

当時のエンジン精度も金属面が均一になっておらず、金属面同士を合わせると、隙間ができてしまいます。ここにゴムパッキンなどを入れてオイルが漏れないようにするのですが、化学合成オイルは分子が非常に小さく、そのため、その隙間からしみ出てしまう事もしばしば確認されています。

 

オーバーホールなどをして、現代の対応ゴムに替わっていれば問題ないと思いますが、対応ゴムなのかは判断できません。なので、安全の為に使わないことがベストではなく、ベターなのです。

 

走行距離を重ね、摩耗が進んだエンジンは、圧縮が落ちてきています。この圧縮を回復させるのが、オイルの粘度でもあります。指定が10W-30ならば、10W-40や20W-50にすることで、気密性は向上し圧縮回復できることになります。