この画像は旧車ですが、現代の車のタペットはオートタペットと言って油圧によって自動調整されています。
オイルが通る穴は非常に小さく、オイル管理を怠るとその穴はたちまち詰まってしまい異音が発生します。
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カムシャフトの傷。 この部分に傷があるとカタカタ、タタタタと打音がする。 コールドスタート時(エンジン始動時)は油膜が出来ていないため、始動時に摩耗してしまいます。
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タペットクリアランスが狂うとカタカタと音がでる。 この部分の狂いは油温に関係することがある。
油温が上昇し金属膨張することで、変形します。
正常なクリアランスは
吸気側:0.15~0.19mm 排気側0.17~0.21mm
クリアランスが狭ければ打音は小さくなり、広がると打音は大きくなる。
現代の車はオートタペットが主流でオイル管理が悪いとすぐにオイルの小さい穴が詰まってしまいクリアランス調整ができなくなってしまいます。
下の動画はHONDA インテグラ Type-R B18C のカムカバー。オイルが小さい穴から噴射され潤滑されるのがよくわかると思います。この様な小さい穴はオイル管理が悪いとすぐに詰まってしまい異音の元になり、詰まった穴は添加剤では取れません。 |
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クランクメタルの傷や段付き。 画像はクランクメタル右側が黒く変色している部分が段付き摩耗してる部分
オイル管理が悪いもしくは質の悪いオイルを使うと段付き摩耗がすすみます。
クランクが痛むとゴロゴロと回転音がしてきます。
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燃焼室にカーボンが付着すると、そのカーボンが火種となって、吸入したガソリンにプラグで点火するよりも早く火がついてしまう早期着火という状態になることがあります。
そうなるとノッキング現象でカリカリと音がすることもあります。現代のエンジンはノックセンサーという物が付いていてノッキングを防止してくれていますが、過剰にカーボンが付着した場合ノックセンサーで補正出来なくなってしまいます。
このカーボンを除去することで早期着火を防ぎパワーアップすることが出来ます。
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