ATFは交換不要のはずなのになぜ変速ショックがでるの?
トルクコンバーターの中にはATFが入っており、このATFが動力の伝達をしています。
風より液体の方が伝達効率がよい訳で、液体は柔らかいものより硬いものの方が伝達効率は良くなっていきます。
オイルは低温時、ドロドロと粘性がありますが、走りだすと、熱が発生し、ドロドロだったオイルはサラサラに変化しいきます。劣化するとさらにサラサラとなって、スラッジが発生し始めると、今度はドロドロにヘドロ化していきますが、粘性とは別のドロドロです。
粘度は衝撃を吸収する役目をしています。
ATFが劣化してくると、粘度が無くなってきます。無くなると衝撃を吸収出来なくなって、変速ショックが発生してきます。
メーカーは100000km交換不要と記載されているものもありますが、事実上オイルは消耗品のため、100000km使えたとしても変速ショックなどが発生したり、金属粉が大量にでてきます。
保証期間ないであれば、ATが壊れることもないでしょうが、保証期間をすぎたとたん、壊れる事も多々発生していますので、やはり定期的に交換するべきでしょう。
ATFを交換すると、どんな効果があるの?
変速ショックが減り、燃費向上します。特にATFの質はメーカーにより大きく違うため、エンジンオイル以上に変化が出やすい物です。