使用する車両

野中友和氏が参戦するカテゴリーはグループN

グループNは、連続した12ヶ月間に2,500台以上(1993年より.それ以前は5,000台以上)生産された4座席以上の車両で、グループAのホモロゲーションを取得した車が、ホモロゲーションの対象となる。つまり、グループNホモロゲーション取得車は、同時にグループAホモロゲーション取得車であると言える。尚、現在は生産台数が1,000台以上なら、グループNにのみ有効なホモロゲーションは取得出来る

市販車からの改造がきびしく制限されるグループNでは、ベース車のポテンシャルがリザルト(成績)を大きく左右する。インプレッサWRXSTiはWRC経験からフィードバックした技術を惜しげもなく注入し開発された新型インプレッサ、そしてスバルプロダクションラリーチーム(SPRT)が製作したグループN車両

エンジン

エンジンは基本的にノーマル(無改造)

リストリクター

リストリクターとは、エンジンに送り込む空気量を制限することで、エンジンのパワーを抑える役目をしたいます。

パワーが出過ぎて事故が相次ぎ、ある自動車メーカーだけが勝ち続けるのを防ぐ意味もあったりします。

だから300馬力のエンジンも260馬力ぐらいに落ちるんです。
だがトルクが半端ではないくらい強大!

エンジンをイコールコンディションにすることで
タイムを競わせるのです。

ボディ

安全面は写真の通り鉄パイプがはりめぐらされています。
こうすることで、クラッシュ時の乗員の安全を確保しています。

またボディーはスポット増し溶接でさらの補強されています。

一般の車とは作りが全く違ってきます。

 

ブレーキ

基本ノーマル

強化の場合何でも取り付けていいわけではなく

公認を取ったパーツのみ使用できます。

ブレーキは強化されこのパーツだけで100万円!

 

ショックアブソーバー

インターナショナルラリーでは総走行距離が1600kmと
走る距離が多い。

その中にはSS(スーパーステージ)があり
全開走行で走り回る。

だから市販されている強化ショックではへたってしまい
使い物にならない。

ショックは高いものでは150万円安いものでも80万とかなり
高額!

 

競技用に製作された車両での高速走行です。

一般車両とは作りがちがいます。だから一般道路では安全運転を心がけましょう!