油膜ははがれやすい。

 

先ほど申しましたエステルは極性を持っていて、吸着するといいました。この吸着には大きく3つに分けられます。

  • 「物理吸着」
  • 「化学吸着」
  • 「化学反応吸着」

エステル系は物理吸着になります。

吸着力の弱い順に

  1. 「物理吸着」
  2. 「化学吸着」
  3. 「化学反応吸着」

パラフィン系鉱物オイルは無極性です。無極性故に吸着させなければ、エンジンオイルという商品にはならないということ。そこに極性を持つ「添加剤」を配合させるわけです。

 

パラフィンベースオイルは、極性を持っていないため、化学反応吸着させる「添加剤」を配合させます。

それがKENDALLの「液体チタン」

無極性ではありますが、液体チタンを配合することで、化学反応吸着を行っているので、物理吸着とは比較にならないほどの強力な油膜が出来るって事ことになります。