「私は幼少期(7歳)で父を亡くし、母もその年すぐ病気で入院を余儀なくされ、親戚の家を転々(10歳まで)とする中で、10歳から12歳までは団地で一人暮らしをして、一人で生き抜く力を身につけるしかありませんでした。そんな私にとって唯一の支えとなったのは、幼少期からのバイクへの情熱でした。
「私は幼少期(7歳)で父を亡くし、母もその年すぐ病気で入院を余儀なくされ、親戚の家を転々(10歳まで)とする中で、10歳から12歳までは団地で一人暮らしをして、一人で生き抜く力を身につけるしかありませんでした。そんな私にとって唯一の支えとなったのは、幼少期からのバイクへの情熱でした。
やがて、バイク屋の経営に挑戦するも廃業、そして破産という困難に直面します。それでも私は諦めませんでした。なぜなら、自分の好きなこと――バイクと車、それも特に旧車――に向き合うときだけ、集中力が高まり、本当に自分らしくいられると感じたからです。
世間では『好きと得意は違う』『好きなだけでは仕事にならない』と言われることもあります。しかし、私は違うと思います。好きなことに没頭することで、自然と技術や知識が磨かれ、それがやがて得意へと変わる瞬間がある。まるで、ゲームに夢中になる子供がプロのゲーマーへ成長するように。
私もまた、その情熱を原動力に、バイクの整備販売業に取り組み、さらにエンジンオイルの研究へと没頭していきました。
そんな中で、世界的有名レーシングチームのメカニックと出会うという幸運に恵まれました。彼が教えてくれたのは、エンジンチューニングの奥深さと、レースで勝つためには『常識を超えた視点と独自のアプローチ』が必要だということ。
彼は私にヒントを与えてくれましたが、答えは決して教えてくれません。実際に試し、失敗し、学ぶ――その繰り返しの中で、私はエンジンチューニングの本質に近づきました。この経験が、私のエンジンオイル開発の礎となったのです。
2015年、私はこれまでの知識と情熱をすべて注ぎ込み、独自ブランド『RIZOIL』を開発しました。このオイルは、冷却性、耐久性、パワー向上性を兼ね備え、エンジンを守るだけでなく、最高の性能を引き出すために設計されています。RIZOILは、私自身の人生と情熱が詰まった結晶です。」
挑戦の先に見つけた答え:RIZOIL
「エンジンオイルの研究を始めたのは、破産という逆境の中、自分の好きなことに集中せざるを得なかったことがきっかけでした。その過程で、エンジンオイルの可能性に魅了され、独学で知識を深めていきました。さらに、有名レーシングチームのメカニックたちとの出会いが、私にエンジンの本質を学ぶ貴重な経験を与えてくれました。
彼らが教えてくれたのは、ネットや表面的な情報に頼るのではなく、『エンジンの動きを科学的に理解し、論理的にアプローチする』というプロフェッショナルの視点です。しかし、答えは決して与えられませんでした。ヒントを元に試し、失敗し、学び続ける中で、私は自分の技術と知識を磨いていきました。
こうして生まれたRIZOILは、単なる市販品では実現できない性能を備えています:
RIZOILの4つの特長
- 冷却性の向上:エンジンの高温を効率的に抑え、安定したパフォーマンスを維持します。具体的には、従来のオイルと比べて、冷却性能が15%向上し、真夏の渋滞時でもオーバーヒートのリスクを軽減します。
- 耐久性の向上:過酷な条件下でも性能を持続し、エンジン寿命を最大限に延ばします。10万km走行しても性能が持続する耐久性を実現し、長距離走行でも安定したエンジン性能を維持します。
- 気密性の向上:エンジン内部の効率を高め、燃費性能と動力伝達を向上させます。ピストンとシリンダーの隙間をオイルで密閉することで、燃焼効率を高め、パワーロスを防ぎます。これにより、燃費が最大5%向上する効果も期待できます。
- 白煙・オイル消費の防止および改善:摩耗したエンジンの隙間を埋める事で、白煙・オイル消費を改善の期待ができます
これらの特長は、エンジンオイルの基本的な働きを最大化することにあります。RIZOILには、プロフェッショナルから学んだ知識と、私自身の情熱が詰め込まれています。
転機をもたらしたバングラデシュ人との出会い
オイルの研究を進める中で、私には大きな壁が立ちはだかっていました。それは、理論を形にするための「製造」という現実です。
エンジンオイルを実際に製造するには、膨大な費用がかかります。資金繰りに奔走する日々の中で、生活費を切り詰める必要がありました。
ある日、妻と二人で「たこ焼き太郎」に行きました。お腹はペコペコでしたが、お金はほとんどありません。そこで、350円のお好み焼きを一つだけ注文し、二人で分け合って食べました。この店では普通サイズが特大サイズなんですよ。たこ焼きは、お腹も心も満たしてくれました。苦しい時に支えてくれたお店に感謝です。
製造資金を確保するためには、まだまだ節約の日々が続きそうでした。それでも、いつかは最高のエンジンオイルを作りたい。そう強く思っていました。
さらに、必要な技術やパートナーシップの契約をすることは、個人では簡単に実現できるものではありませんでした。研究を続けながらも、製造に向けた最初の一歩を踏み出すことができずにいました。
そんな私に転機をもたらしたのが、あるバングラデシュ人との出会いでした。彼は、日本製の高品質エンジンオイルを自国で販売したいという熱い想いを持っていました。彼が語る夢と、バングラデシュで直面している現実――粗悪なオイルの使用でエンジンを傷める車両が後を絶たないという状況――に、私は強く心を動かされました。
彼の情熱に触発され、私も自分が培ってきた知識を本当に役立てる時が来たと感じたのです。彼の言葉に背中を押される形で、私はバングラデシュに渡り、自分の目で市場の現状を確認しました。
そこには、日本で廃車になったような古い車が、白煙を上げながら走っている光景が広がっていました。彼らは、手に入るわずかなお金で粗悪なオイルを買って、騙し騙し車を走らせているのです。エンジンオイルは真っ黒に汚れていて、交換時期をとうに過ぎていることは明らかでした。
上海でのハプニング
バングラデシュに行くために上海で乗り継ぎをしたのですが、そこで事件が起きました。当時まだ発売前のiPhoneXを「本物だよ」と言われ、友人が5台、私が1台購入してしまったのです。
友人は、「これで最新のiPhoneXが手に入るぞ!」と大喜びしていました。しかし、私はどこか怪しいと感じていました。案の定、ホテルで起動してみると、見慣れない画面が表示されました。よく見ると、Androidのマークが… 「まさか、偽物!?」 友人は怒り心頭でしたが、私は「まあ、いいか。これも旅の思い出だ」と笑ってしまいました。
カオスなバングラデシュ
バングラデシュでは、法律があっても無いのと同じに感じました。日本では問題になっている逆走も日常茶飯事です。定員オーバーも日常的に行われています。実際、私も「すぐ近くだから」という理由で、定員5人のカローラに6人で乗ってレストランに行ったことがあります。ところが、警察に見つかってしまいました。キップを切られるのかと思いきや、賄賂を渡して終わり。日本では考えられない光景でした。
ある日、街を歩いていると、バスの運転席には中学生くらいの少年が座っています。なんと、無免許でバスを運転していたのです。しかも、警察は取り締まることなく、道を塞いでいるバスに対して、こん棒でバンバンと叩いていました。日本では考えられない光景に、私は唖然としてしまいました。
強盗多発のため、鉄格子で囲われているCNGタクシー
タクシー(CNGといいます)に乗った時も驚きです。代金を支払って「お釣りちょうだい」と言っても、お釣りはくれません。一度支払ったら、それで終わりという習慣のようです。
日本では、相手に理解してもらえた時は、うなずいて合意の意思表示をしますよね。しかし、バングラデシュでは、理解した(OK)時に首をかしげるのです。そのため、私は「理解していない」と思って、これで大丈夫?OK?と何度も同じことを聞いていました。この習慣の違いを知ったのは、日本に帰ってきてからのことです。
バングラデシュの街には、物乞いが溢れかえり、家がなく、道路の中央分離帯に住んでいる人もいました。
これこそがカオスなのだと。たしかに貧困国ではあるけれど、とてもエネルギーに満ちた国。ただ泊った部屋のすぐそばにスピーカーがあったらしく、毎朝夜明けに大音量のコーランが流れてくるので目覚ましには最適だった(笑)
バングラデシュでは、多くの人が、粗悪なオイルによって車が故障し、生活に困っているという現実がありました。粗悪なだけでなく、偽物が出回っているのです。写真は巧妙につくられた偽物です。
彼らの話を聞き、私は自分の開発したオイルで、彼らの生活を少しでも良くしたい、そう強く思い、この経験が、私に製造という難題に挑む勇気を与えました。
誹謗中傷を乗り越えて
もちろん、その道のりは簡単なものではありませんでした。 ある日、インターネットの掲示板に、私のことを「詐欺師」呼ばわりする書き込みがありす。「オイルには詳しいが、オイルメーカーではないのでプロではない」 ある雑誌社では名指しこそしませんでしたが、「九州のオイル屋」(当時九州でネット販売する事業者は当社だけだった)で特定できる批判記事を掲載されました。
ウィキペディアには、「過去に誇大広告で行政指導を受け販売禁止になった。製品の性能についても疑問の声が上がっており、購入には注意が必要だ。」などと書かれ、誹謗中傷が続いたこともあります。
信頼を損なうような言葉が周囲から聞こえるたびに、心が折れそうになることもありました。しかし、それでも私は歩みを止めることはありませんでした。
当時アメリカから輸入販売していたオイルが販売出来なくなった時、あるお客様から手紙が届きました。 手紙には、「このオイルを使い始めてから、エンジンの調子がとても良くなりました。他のオイルには戻れません。どうか諦めずに、また素晴らしいオイルを販売してください。」と書かれていました。この手紙を見て、妻と二人で涙を流しながら、絶対に負けない!自社オイルを作ってやる!そしてオイルメーカーになる!と決意したのです。
自力で資金を調達し、製造に必要な技術者や工場と信頼関係を築くことから始めました。資金不足や製造工程での試行錯誤、製品のテスト段階での不具合など、さまざまな壁に直面しましたが、「バングラデシュで最高のオイルを届けたい」という彼の夢と、自分が目指す理想が私を支えてくれました。
ミャンマー・ヤンゴンにて
こうして誕生したRIZOILは、旧車・過走行車には欠かせない、冷却性、耐久性、気密性、白煙・オイル消費の改善の4つにおいて妥協のない性能を持っています。単なる市販品では満たせないエンジン保護とパフォーマンス向上を実現しました。
この製品には、出会いがもたらした新たな挑戦の物語、そしてどんな困難にも負けなかった情熱が詰まっています。RIZOILは、ただのオイルではなく、愛車を大切に思うすべての人に寄り添うパートナーです。
愛車への想いを、私たちが支えます
エンジンオイルは、ただエンジンを守るだけでは不十分です。それは、愛車の性能を最大限に引き出し、乗るたびに喜びを感じられるようにするための重要な役割を果たします。
私がRIZOILを開発する上で最も大切にしたのは、「お客様の愛車が常に最高の状態で走れること」です。
学生時代から車やバイクが好きで、社会人になってからも多くの時間を愛車と共に過ごしてきました。しかし、当時はエンジンについての知識が不足していたため、何度もエンジンを壊してしまった経験があります。
その後、バイク販売店を経営していた時期もありました。しかし、その頃は「オイルなんて利益が出る商品を売ればいい」と考え、利益優先に走っていました。
その結果、お客様の「困った」を解消する視点が欠けていたことを深く反省しています。この経験から、お客様には私と同じ失敗をしてほしくないと心から願うようになりました。
RIZOILは、単なる製品を提供するだけでなく、「相談ができるオイルメーカー」として運営しています。不安なことがあれば、プロフェッショナルが直接対応し、お客様に安心と信頼をお届けします。RIZOILは、あなたの愛車を守り、最高の性能を引き出すために生まれたオイルです。
RIZOILは、製品開発のために、他社様とは違う開発アプローチをしています。そのひとつが有名レーシングチームにメカニックからの学びで得たことです。冷却性、耐久性、気密性のすべてにおいて妥協のない製品です。ぜひ一度、その性能を体感してください。
プロの知識と情熱が詰まったRIZOILを試してみませんか?
冷却性、耐久性、気密性を追求したRIZOILは、エンジンを守り、愛車のポテンシャルを引き出します。化学合成全盛の時代に逆行するようですが、RIZOILは、最新の技術と独自の配合により、従来の鉱物油の常識を覆す進化を遂げました。
化学合成油に比べて、高温時でも粘度変化が少なく、安定した性能を維持できる鉱物油は、旧車のエンジンに最適です。エンジンの摩擦を減らし、燃費を向上させる効果も期待できます。
RIZOILは、長年の研究開発とレースの現場で培われた知識と経験を結集し、誕生しました。
- エンジンの寿命を延ばしたい方
- 燃費を向上させたい方
- 愛車のポテンシャルを最大限に引き出したい方
- 旧車のコンディションを長く維持したい方
ぜひ、RIZOILの性能を体感してください。
ノンポリマー鉱物油は世界ラリーで性能を証明
APRC2アジアパシフィックラリー選手権2018年 クラス優勝
ドライバーのコメント
「ライズオイルを使うようになってから、エンジンのレスポンスが向上し、パワーも上がったように感じます。信頼性の高いオイルなので、安心してレースに集中できます。」 – アーレスティラリーチーム:ドライバー
ノンポリマー鉱物オイルとは2種類のベースオイルを贅沢に使用したエンジンオイルです。鉱物オイルなのになぜこんなに高価なのかを思うかもしれませんが、その価値は価格以上のものがあります。
ノンポリマー鉱物油は、化学合成オイルに比べて、高温時でも粘度変化が少なく、安定した性能を維持することができます。これにより、エンジンの摩擦を減らし、燃費を向上させる効果が期待できます。
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