ICイグナイタ-の不良
ICイグナイタ-は点火時期を調整しています。ICイグナイタ-が不調になると
・始動出来たり出来なかったりする
・失火する
・アイドリングが不安定になる
・高回転で不調
サービスマニュアルに従い、点検すること。
キャブレターの同調不良
キャブレターの同調を取り直す。
バキュームピストンの作動不良及びダイヤフラム損傷
バキュームピストンの傷、汚れのチェック。ダイヤフラム(ゴム)の劣化(硬くなっていないか、穴があいていないか)を確認する。悪くなっていれば交換。画像のものは交換が必要。
エンジンオイルの粘度が高い
エンジンオイルは基本、気温、走り方、エンジンの状態に合わせて選ぶ物。粘度高すぎれば重たく感じます。
駆動系の故障
クラッチの滑り、チェーンの調整不良。クラッチが滑っているようであれば、エンジンオイルが4輪用の物を使っていないかを確認し、使っていなければ、クラッチオーバーホールが必要となります。
エンジンのオーバーヒート
オーバーヒートをする原因はたくさんあります。冷えたら走るではいけません。
・冷却水の不足
・オイルレベルが低い
・オイルの品質が悪い
・ラジエター容量不足
・油温の上昇
・ハイコンプピストンを入れている為の温度上昇
・カーボンの蓄積
・スパークプラグの熱価不適
etc
減速時のバックファイヤー
多くの場合、マフラーを交換して起きます。社外マフラーは排気ガスの抜けが良く、その為、燃焼室の未燃焼ガスまで抜けてしまう場合があり、この時にバックファイヤーを起こします。
エアサクションバルブの故障
エアサクションバルブは、排気ガスに空気を混ぜて未燃ガスを排ガスの熱で完全燃焼させるための「弁」。
これが錆ついて固着したりすると弁が閉じなくなって余計なエアが流れ、エンジンの調子が悪くなる。 エンジンが暖まったら閉じなければいけない。