スロットルバルブが十分開かない
アクセルワイヤーの引っかかり。錆び付いたアクセルワイヤーが途中で引っかかりアクセル全開になりきれない場合があります。アクセルワイヤーを要チェック!
バキュームピストンの作動不良
キャブレターバキュームピストンの作動不良。傷が入っていたりすると、全開にならない場合があるので注意。
バキュームピストンの作動不良及びダイヤフラム損傷
バキュームピストンの傷、汚れのチェック。ダイヤフラム(ゴム)の劣化(硬くなっていないか、穴があいていないか)を確認する。悪くなっていれば交換。画像のものは交換が必要。
エンジンオイルの粘度が高い
エンジンオイルは基本、気温、走り方、エンジンの状態に合わせて選ぶ物。粘度高すぎれば重たく感じます。
オイルレベルが高い
オイルレベルはロアーレベルからアッパーレベルの間にあるようにします。オイル容量は多ければ多いほどエンジンを冷却できますから出来るだけアッパーレベルぎりぎりまで入れると良いでしょう。
ただし入れすぎは禁物!ブローバイからオイルが噴き出し、エアクリーナーボックスの中をオイルだらけにしてしまい、エンジン不調を招きます。
クラッチの滑り及び駆動系の故障
クラッチの滑り、チェーンの調整不良。クラッチが滑っているようであれば、エンジンオイルが4輪用の物を使っていないかを確認し、使っていなければ、クラッチオーバーホールが必要となります。
エンジンのオーバーヒート
オーバーヒートをする原因はたくさんあります。冷えたら走るではいけません。
・冷却水の不足
・オイルレベルが低い
・オイルの品質が悪い
・ラジエター容量不足
・油温の上昇
・ハイコンプピストンを入れている為の温度上昇
・カーボンの蓄積
・スパークプラグの熱価不適
etc
ブレーキの引きずり
ブレーキパッドが飛び出したまま引きずってしまうと、スピードが出なくなってしまいます。またパッドが引きずられていますので、ブレーキが過熱し大変危険です。
エアサクションバルブの故障
エアサクションバルブは、排気ガスに空気を混ぜて未燃ガスを排ガスの熱で完全燃焼させるための「弁」。
これが錆ついて固着したりすると弁が閉じなくなって余計なエアが流れ、エンジンの調子が悪くなる。 エンジンが暖まったら閉じなければいけない。
失火による触媒の損傷
マフラーからアフターファイヤー(パンパンと音がでる)などを起こすと、触媒が付いている車両は触媒を損傷しマフラーを詰まらせるため、高回転が回らなくなる場合があります。