摩耗した金属は元に戻ることはありません。
しかし、摩耗してできた隙間を埋めることが出来れば、元のエンジンパワーを回復することは可能です。
その働きをするのがエンジンオイルの油膜。
油膜とは、油の膜のことであり、膜の厚み。
例えば、ひび割れたガラスの瓶があるとします。
そこに水を入れると、ひび割れた部分から水は漏れてくることでしょう。
しかし水ではなく、ハチミツの様なドロドロとした液体だとどうなるでしょうか?
ポタポタと落ちることは無くなり、染み出してくる程度になるはずです。
サラサラなオイルよりもドロドロとしたオイルの方が染み出す量が少なくなって、隙間を埋めることが出来るようになるわけです。
その隙間を埋めるのに油膜の厚みが関係しているのです。
油膜には種類がある
油膜と一言でいうと簡単ですが、油膜にも種類があります。
油膜の種類に関するポイントとして、以下の2点があります。
①厚い油膜、薄い油膜がある
薄い油膜は隙間を埋める力が弱くなります。
一方で、厚い油膜は隙間を埋める力が強くなります。
②油膜には強度が必要
厚くても強度が無ければ、すぐに薄くなってしまいます。
厚く強靭な油膜であれば、長期のあいだ隙間を埋めることが可能となり、エンジンパワーを回復させることも出来るのです。
ノンポリマー製法にしか出来ない性能曲線
同じ厚みの油膜でも強度がないと赤い線のように大きく変化してしまいます。
ライズオイルの厚く強度のある油膜は、青い線の様に緩やかな曲線を描くことになります。
性能曲線をご覧になって、どの様な感想を持たれたでしょうか?
絶対的にノンポリマーが良さそうにも見えますが、目的次第です。
通常製法の方がエコカーやレースなど流動性を求めるエンジンであれば、大変有効です。
しかし、走行距離が多い、旧車など走行不明なエンジンにおいては、この流動性の高いオイルはオイル漏れの原因にもなりかねないデメリットにもなります。
この緩やかな曲線になることで、強靭な油膜をつくることが出来るようになるのです。
その油膜で旧車・過走行車(10万㎞超)のエンジンは、大きな恩恵にあずかることになるでしょう。
某化学合成オイル vs RIZOIL
いいことばかり書いてるけど、これって本当なのか?と思いますよね。
第三者機関にて、ライズオイルの試験を行っております。
ISOT TEST
ISOTテストとは、オイルを165.5℃で24時間加熱したテストです。
粘度は油膜の厚みと思ってもよいです。
その粘度がどの様に変化していくのかを見るのがISOTテストとなります。
某化学合成オイル vs RIZOIL
スタート時M社19.34あった数値は24時間後には15.47に大きく下落。
これは15W-50が10W-40近くまで落ちたのと同じ結果です。
一方、RIZOILは16.84から16.43とほぼ変化なしの結果です。
これらの粘度変化(油膜の変化)がエンジンの調子が良い、悪くなってきたと感じているのです。
この変化が少ないオイルほど、摩耗した隙間を埋め、パワー回復を感じることができます。
新車の性能を100とすると、走行距離を重ねたエンジン、旧車は摩耗などにより、80などに落ちています。
RIZOILは厚く強靭な油膜により100に戻す働きをするというもの。
新車に使う場合においても、100の性能が110や120になる場合もあります。
お客様の声
リッター18キロは余裕で達成!(S・Y様)
2022年7月26日
下地店長、こんにちは!RIZOIL…いいですね〜。
通勤に使うクラウンRS(2.5ハイブリッド)で
・片道約13km(20〜25分)
・ノーマルモード
・エアコンOFF
という条件で使ってます。
オイル交換前の値をリセットしていないのでモニターはこの数値ですが、RIZOILのみならリッター18キロは余裕で達成してると思います。
今後ともよろしくお願いします!
ギヤの入りが良くなりました(匿名様)
2022年12月21日
熱ダレが無くなって、ギヤの入りが良くなりました。
商品紹介
疲れたエンジンのパワー回復、摩耗防止のためのエンジンオイルです。