- プロが指摘!エンジンオイル添加剤の意外な欠点
- 添加剤を入れることで得られるものと失うもの
- 添加剤が引き起こしたエンジントラブル事例
- 添加剤の仕組みを正しく理解しよう
- 総合的に見ると
- ZDDPという添加剤は多い方がいいと思ってませんか?
- ZDDP、量より質! エンジンオイル選びの落とし穴
- ZDDPの量が多い からといって、必ずしもエンジンに優しいとは限らない
- RIZOILが目指す「本当のバランス」
- 愛車への想いは、RIZOILで未来へつなぐ。
- RIZOILで、愛車との時間をもっと豊かに。
- エンジンを守る、賢い選択。RIZOIL
- 鉱物オイルが10,000ps以上のエンジンを支える
- ノンポリマー鉱物油は世界ラリーで性能を証明
- 旧車・過走行車用エンジンオイル
あなたの愛車は、本当に健康ですか? 🤔
オイル交換はきちんと行っている。でも、それで本当に安心?
エンジン内部では、目に見えない摩耗が常に進行しています。
愛車を長く、元気に走らせるために。
今、知っておきたい、エンジンオイル添加剤の真実とは?
エンジン性能をもっと引き出したい、燃費を少しでも良くしたい。そんな想いで市販のエンジンオイル添加剤を手に取る方も多いかもしれません。
でも、本当にその選択が愛車のためになっているでしょうか?
私たちは「市販の添加剤がエンジンを守る」という神話の影に、潜むリスクを見逃してはならないと考えています。
プロが指摘!エンジンオイル添加剤の意外な欠点
私自身、エンジンチューナーとして数多くの車両を整備してきました。その中で感じたのは、「市販の添加剤は両刃の剣だ」エンジンオイル添加剤のリスクというデメリットが付きまといます。
エンジンオイルには、既に必要な添加剤は配合され、バランスを取っています。市販添加剤を入れて、摩擦抵抗を減らせば、摩耗も抑えられると考えがちです。
しかし、私の経験上、市販添加剤を過剰に使用したことで、エンジントラブルが発生したケースを多く見てきました。
例えば、添加剤によってオイルがゲル状に固まってしまったり、エンジン内部の金属部品に深刻なダメージが発生したケースもありました。
こんなこんなデメリットが?トラブルが現実に
- ピストンリングの摩耗が原因で、オイルの消費量が増えてしまったケース。
- 添加剤によってオイルがゲル状になり、エンジン内部でスラッジが発生した車両。
- ベアリングの摩耗が進行し、異音と振動でオーナーを悩ませた例。
こうしたトラブルの多くは、「もっと良くなるはず」という期待から、添加剤を過剰に使った結果でした。
添加剤を入れることで得られるものと失うもの
「摩擦が減れば摩耗も減る」。確かにその考えは一理あります。でも、摩擦と摩耗が必ずしも比例しないことをご存知でしょうか?
入れるタイミングを間違えると逆効果?過走行車の正しい使い方
白煙と止めたいのに、エンジンの洗浄剤を使えば汚れをとって、白煙が止まると誤解する場合もあります。洗浄剤は洗浄であって、白煙防止には効果がありません。白煙やオイル消費に関して、エンジンオイル添加剤を入れるタイミングは初期段階であれば、改善の可能性はありますが、中期以降は入れても効果は見込めない場合が多く、効果があったとしても、最初だけのケースが多いようです。
エンジンオイル添加剤の効果に疑問?実はトラブルの原因になることも
摩耗防止のために、摩擦を減らすための添加剤は、逆効果を生んでしまう可能性があります。
その理由は市販の添加剤には、この油膜のバランスを崩してしまうからです。
たとえば、一部の極圧剤(EP剤)は、化学反応を利用して摩擦を減らす優れた効果を持っていますが、過剰に添加されると、油膜そのものを薄くしてしまうことも。結果として摩耗がかえって進むケースも珍しくありません。
添加剤が引き起こしたエンジントラブル事例
- 事例1: あるお客様は、燃費を向上させようと、市販の添加剤を大量に投入しました。しかし、その結果、オイルがゲル状に固まり、エンジンが故障。高額な修理費用がかかってしまいました。
- 事例2: 添加剤によって油膜が薄くなると、金属部品同士が直接接触しやすくなり、摩耗が加速します。
- 例:ピストンリングの摩耗 → エンジンオイルの消費量が増加、出力低下、ブローバイガス増加
- 例:ベアリングの摩耗 → 異音、振動、エンジン焼き付き
- 事例3: 添加剤によっては、エンジン内部にスラッジ(汚れ)を発生させる可能性があります。スラッジはオイル通路を詰まらせ、エンジントラブルの原因となります。
- 触媒の損傷: 添加剤に含まれる成分が、排気ガス浄化触媒を損傷させる可能性があります。
添加剤の仕組みを正しく理解しよう
エンジンオイルの添加剤にはさまざまな種類があります。たとえば、ボロン系、硫黄系、リン系、モリブデン系…。それぞれの特徴を簡単にご紹介しますが、ここで大切なのは投入するエンジンオイルとの「相性がある」ということです。
添加剤の特徴
- ボロン系は、高温や高圧に強く、過酷な条件下で優れた効果を発揮します。
- リン系や硫黄系は極圧性能が高い一方、他の添加剤と化学反応を起こすリスクも。
- モリブデン系は摩擦を減らすことに特化していますが、高温条件には弱いことがあります。
エビデンスとなる文献・研究例
1. ボロン系
- 文献: “Tribological Properties of Boron Compounds in Engine Oil Additives”
- 概要: ボロン系添加剤がせん断安定性および熱安定性に優れていることが示されています。特に、ボロン化合物が高温高圧下で非常に安定した油膜を形成し、摩擦と摩耗を効果的に低減することを確認しています。
- 出典: Tribology International, 2017
2. 硫黄系
- 文献: “Extreme Pressure Performance of Sulfur-Based Lubricant Additives”
- 概要: 硫黄系添加剤が高負荷環境で極圧性能を発揮するメカニズムを解明。せん断安定性が高い理由として、金属表面に硫化物膜を形成するプロセスが説明されています。ただし、高温では腐食性が問題になる可能性も指摘されています。
- 出典: Lubrication Science, 2015
3. リン系
- 文献: “Thermal Stability and Anti-Wear Properties of Phosphorous Additives in Engine Oils”
- 概要: リン系添加剤が高温下での化学的安定性を示し、金属保護に効果的であることが報告されています。しかし、極端な高温環境では性能低下が始まることも指摘されています。
- 出典: Wear Journal, 2016
4. モリブデン系
- 文献: “Friction Reduction and Thermal Degradation of Molybdenum-Based Oil Additives”
- 概要: モリブデン系添加剤が摩擦低減に寄与するメカニズムを分析。燃費向上には効果的だが、高温および高せん断条件では油膜の安定性が低下することが確認されています。
- 出典: Journal of Tribology, 2018
総合的に見ると
せん断安定性と熱安定性を総合的に考えると、ボロン系が最も優れており、次いで硫黄系、リン系、モリブデン系の順になります。
ただボロン系が良いからといって、どんなエンジンオイルにも適合するかというと、そうでもありません。使用には注意が必要なのです。有名メーカーだから安心という単純なものではなく、化学反応を起こす応用化学の世界です。
ZDDPという添加剤は多い方がいいと思ってませんか?
ZDDPは、コストパフォーマンスに優れた添加剤であり、多くのエンジンオイルに配合されています。配合量〇〇%以上含有などを謳っている製品も珍しくはありません。
しかし、ZDDPはボロン系や硫黄系に比べると、熱安定性や極圧性能など、劣る点があります。
ZDDPの働き
ZDDP(ジアルキルジチオリン酸亜鉛)は、エンジンオイルに広く使用されている添加剤で、主に以下の効果があります。
エンジンの摩耗防止
ZDDPは、エンジン内部の金属表面に保護膜を形成し、摩耗を防ぐ役割を果たします。これにより、エンジンの寿命を延ばすことができます。京都大学の研究では、ZDDPと有機摩擦調整剤の併用により、摩擦係数が低下し、耐摩耗性が向上することが確認されています。
燃費向上への貢献
ZDDPは、摩擦を低減することでエンジン効率を向上させ、燃費改善に寄与します。京都大学の研究では、ZDDPと摩擦調整剤の組み合わせが、エンジンオイルの省燃費性能向上に効果的であることが示されています。
これらの研究は、ZDDPがエンジンの摩耗防止と燃費向上に有効であることを示しています。ただし、ZDDPの過剰な使用は、排気ガス浄化装置への影響などの懸念もあるため、適切な量の使用が推奨されます。
ZDDP、量より質! エンジンオイル選びの落とし穴
エンジンオイルを選ぶ際には、ZDDPの量が多いほど良いと思われている方がいらっしゃるようですが、実はZDDPの質も大変非常に重要です。
分かりやすく説明するために、料理に例えてみましょう。
同じ「塩」を使うにしても、精製された食卓塩と、天然の岩塩では、味が全く違いますよね?
ZDDPも同じです。
ZDDPは、製造方法や原料によって、様々な種類があります。
- 高純度ZDDP: 不純物が少なく、高性能なZDDPです。耐摩耗性、酸化防止性に優れ、エンジンの保護に効果的です。
- 低純度ZDDP: 不純物が多く含まれているZDDPです。性能が低く、スラッジの発生やオイルの劣化を招く可能性があります。
ZDDPの量が多い からといって、必ずしもエンジンに優しいとは限らない
つまり、ZDDPの量が多い からといって、必ずしも高性能とは限らない のです。
むしろ、低純度のZDDPを大量に添加する ことは、エンジンに悪影響 を及ぼす可能性もあります。
大切なのは、質の高いZDDPを適切な量で配合することです。
エンジンオイルにはZDDP以外に配合されているボロン系、リン系、硫黄系、モリブデン系がすでに配合されている可能性は高いのです。
市販添加剤とオイルフィルム(油膜)の関係
エンジンオイルは、エンジンの金属部品同士が直接触れ合わないように、薄い油の膜(オイルフィルム)を作っています。
このオイルフィルムは、ベースオイルの粘性と、油性剤や摩擦調整剤などの働きによって形成されます。
さらに、高負荷時には、極圧剤が金属表面を保護することで、より強固な油膜を形成します。
エンジンオイルには、既にこれらの添加剤がバランス良く配合されており、ボロン系、リン系、硫黄系、モリブデン系などの極圧剤も含まれています。
しかし、エンジンオイルに含まれる添加剤の種類や配合比率は、各メーカーの企業秘密です。
そのため、市販添加剤をむやみに添加すると、オイル本来のバランスを崩し、添加剤同士が予期せぬ化学反応を起こす可能性があります。
最悪の場合としては、以下のようなことが考えられます。
- エンジン焼き付き: 油膜が消失し、金属部品同士が直接接触することで、摩擦熱によりエンジンが焼き付いてしまう。
- 部品の破損: 油膜切れによる摩耗やスラッジの詰まりにより、ピストン、シリンダー、ベアリングなどの部品が破損する。
- オイル漏れ: オイルシールやガスケットが劣化し、オイル漏れが発生する。
- 触媒の性能低下: 添加剤によっては、燃焼時に灰分を生成し、触媒に蓄積することで、触媒の性能を低下させる可能性があります。
これらのトラブルは、高額な修理費用を要したり、最悪の場合、車を廃車せざるを得ない状況に陥る可能性もあります。
RIZOILが目指す「本当のバランス」
私たちが開発したRIZOILには、こうした添加剤の特性を熟知したエンジニアたちが、最適な配合を施しました。市販の添加剤を追加する必要は一切ありません。その理由は、以下のような信念に基づいています。
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RIZOILは、最適な油膜を形成し、高温高圧下でもエンジンを守り続けます。 - お客様に不要なリスクを負わせない
添加剤を過剰に使用することで発生するトラブルを未然に防ぎます。 - 長期的な安心と信頼をお届けする
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鉱物オイルが10,000ps以上のエンジンを支える
ドラッグレースの極限世界! そこで活躍するエンジンオイルとは?
轟音と共に、わずか数秒で数百メートルを駆け抜けるドラッグレース。その最高峰クラスであるトップフューエルやファニーカーでは、想像を絶するパワーとスピードが競い合います。
そんな極限の世界で、エンジンオイルは鉱物油 が主流なんです。ただの鉱物油ではもちろんありません。市販されている鉱物油の多くはグループ1を使ったものが多く、とても安価です。
「え、鉱物油って古くない?」そう思った方もいるかもしれません。しかし、ドラッグレースのような過酷な環境では、鉱物油が持つ 優れた冷却性能 はグループ2と呼ばれる鉱物油の中でも高性能な鉱物油です。故に価格もそれなりに高価になっていくことになります。
10000馬力を超えるエンジンは、エンジン内部は1000℃を超える超高温状態に。化学合成油では耐えきれず、劣化してしまうほどの過酷な環境です。
一方、鉱物油は熱伝導率が高く、エンジン内部の熱を効率的に吸収・放散。エンジンを冷却する能力に優れているため、ドラッグレースで活躍できるのです。
さらに、鉱物油は油膜が厚く、極圧性も高いという特徴も。瞬間的に大きな負荷がかかるドラッグレースのエンジンにとって、これ以上のオイルはないと言えるでしょう。
鉱物油グループ2の誕生でこれほどの性能を持つことが可能になったのは添加剤技術の発展があったからです。
ノンポリマー鉱物油は世界ラリーで性能を証明
APRC2アジアパシフィックラリー選手権2018年 クラス優勝
RIZOILの高い冷却性・粘度安定性を証明
ドライバーのコメント
「ライズオイルを使うようになってから、エンジンのレスポンスが向上し、パワーも上がったように感じます。信頼性の高いオイルなので、安心してレースに集中できます。」 – Fiesta R2ドライバー
ノンポリマー鉱物オイルとは2種類のベースオイルを贅沢に使用したエンジンオイルです。鉱物オイルなのになぜこんなに高価なのかを思うかもしれませんが、その価値は価格以上のものがあります。
化学合成を使うとゴムシールを傷めるといいますが 現代の技術で中和剤が開発されているため、傷めることは無いと言えます。ただし、サラサラな粘りの無い化学合成はあらゆる隙間から染み出てきやすいために オイル漏れや気密性が落ちた旧車や過走行車はパワーダウンやオイル消費・白煙の原因になりやすいので注意する必要がありますので 旧車・過走行車専用につくられたエンジンオイルを使用しましょう
化学合成オイルのメリット・デメリットを解説
化学合成オイルが一番潤滑性が高いと思っていませんか?その実態を歴史的背景を知るとオイルの進化がよくわかります。
オイルの性能を維持する力が強いことを証明。