SUBARUの水平対向エンジンは、その独特な構造と卓越したパフォーマンスにより、多くの自動車愛好家に愛されています。しかし、熱ダレ、オイル消費、ガソリン希釈といった特有の課題も伴います。RIZOILは、これらの課題を解決し、エンジンのポテンシャルを最大限に引き出すために開発された特別なエンジンオイルです。単なる潤滑油ではなく、SUBARUエンジンを長持ちさせる「エンジンの守護神」として、その魅力を紹介します。
RIZOILがSUBARUエンジンにもたらす5つの革新
熱ダレからの解放
高温時でも粘度を安定させるRIZOILは、優れた冷却性能を発揮。真夏のサーキットや長距離ドライブでも、エンジンのパフォーマンスを維持し、パワーダウンを感じさせません。
オイル消費の抑制
ノンポリマー鉱物油でしかなしえない特殊な配合でオイルの蒸発や劣化を抑え、オイル消費量を大幅に削減。交換頻度を減らし、メンテナンスコストの節約にも貢献します。
ガソリン希釈からの保護
FA20/FA24直噴エンジン特有のガソリン希釈による粘度低下を防ぎ、エンジン内部の潤滑と保護をしっかりと維持します。
エンジン内部の清浄化
スラッジやカーボンデポジットの発生を抑制し、エンジン内部をクリーンな状態に保つことで、常に最適なパフォーマンスを発揮します。
フリクションロスの低減
エンジン内部の摩擦抵抗を低減し、スムーズな回転を実現。燃費向上や出力向上に貢献し、振動や騒音の低減にも効果があります。
RIZOILが対応するSUBARUエンジン特有の課題
EJ20/EJ24エンジン
高回転域での使用や大排気量により熱ダレやオイル消費が発生しやすいEJ20/EJ24エンジンに最適化。RIZOILは冷却性能と粘度維持力でエンジンを保護し、SUBARUのパフォーマンスを引き出します。
FA20/FA24エンジン
直噴ターボエンジンのFA20/FA24は、ガソリン希釈やカーボンデポジットの蓄積が課題。RIZOILの高い清浄性能とガソリン希釈への対応力が、エンジンを最良の状態で維持します。
RIZOILの性能を裏付ける確かなエビデンス
ラリーでの過酷な環境下での実証
RIZOILは、ラリーという過酷な走行環境下でも、長時間の負荷に耐え、エンジンを保護する冷却性能が高く評価されています。ラリー選手たちからも支持を集めるRIZOILで、ランエボオーナーも安心できるエンジンオイルです。
Ford Fiesta R2
Ford Fiesta R2
第三者機関による性能評価試験
SOTテストなど、第三者機関による評価でRIZOILの優れた性能が証明されています。
ISOTテストによって実証されたRIZOILの冷却性能と耐熱性。165.5℃で24時間の加熱テストをクリアし、RIZOILはわずかな粘度低下(16.84から16.43)しか見られませんでした。以下のグラフでは、RIZOILと他社オイルの粘度変化を比較し、RIZOILの安定性を視覚化しています。
実走行データによる効果検証
おすすめのオイルスペック
- 粘度:10W-30、10W-40などの適正粘度
- チューンドエンジン:20W-50推奨
- 冷却性能:高温環境でも性能を維持できるオイルを推奨
- ノンポリマー鉱物油:摩耗防止に優れた特性を持つ鉱物油が4G63には特に適しています
オイル交換頻度の目安
- 市街地走行の場合
基本的にRIZOILは1年もしくは10,000㎞の交換サイクルです。ハイパワー車など日常の街乗りや高速道路を中心とした一般的な使用の場合、4G63エンジンには5,000kmまたは6ヶ月ごとのオイル交換を推奨します。特にエンジン負荷が少なく、通勤や日常利用での走行がメインの場合は、エンジンオイルが適切に機能し続ける期間としてこの範囲が最適です。 - モータースポーツ使用・高負荷走行の場合
サーキット走行や山道でのスポーツ走行、または高回転域での使用が頻繁な場合には、1,000~2,000kmごと、もしくは3ヶ月ごとの交換をおすすめします。モータースポーツではエンジンが非常に高温になり、オイルの劣化が早くなるため、頻繁な交換がエンジン保護に重要です。
チューニングパーツとしてのエンジンオイル
エンジンオイルは単なる消耗品ではなく、エンジンを保護するための「チューニングパーツ」とも言えます。ライズオイルを使用することで、三菱 ランサーエボリューション 4G63を常にベストコンディションに保ち、熱によるダメージを最小限に抑えることができます。まさに、エンジンに優しく、保護性の高いオイルです。
ノンポリマーとは?エンジンを守る新しい選択肢
ノンポリマー鉱物オイルの冷却効果
ノンポリマー」とは、エンジンオイルに通常含まれるポリマー(粘度を高める成分)を一切使わないことで、熱に強く、粘度が安定しやすいオイルのことです。一般のポリマーオイルは高温になると粘度が低下しやすいですが、ノンポリマーオイルは温度に強く、エンジン内部の気密性をしっかりと保てます。これにより、エンジンの「熱ダレ」を抑え、耐久性を高める効果があります。
鉱物油と化学合成油の違い
鉱物油は天然の原油を精製したもので、分子の大きさにバラつきがあります。これにより、熱を吸収しやすく、放出しやすい特性があります。そのため、特にハーレーダビッドソンのような空冷エンジンでは、エンジン内部の熱を効率的に管理することができます。
純正が鉱物油である理由はこの事からもわかります。ノンポリマー鉱物油はその特性を更に引き出すことが可能となっています。
一方、化学合成油は分子が均一で小さく、熱に強く、せん断安定性(エンジンの高温・高負荷環境での耐久性)に優れていますが、その分、熱を溜め込みやすい傾向があります。特に空冷エンジンでは、エンジン全体が過熱するリスクがあるため、冷却性能に優れた鉱物油が適している場合があります。
なぜ化学合成ではないのか?
エンジンオイルの選び方の本質
SUBARU 水平対向エンジンのパフォーマンスと寿命を維持するためには、適切なエンジンオイルの選択が不可欠です。このセクションでは、空冷エンジンに最適なオイルの選び方について詳しく解説します。
オイルに配合する添加剤の役割と粘度
極圧剤の役割: オイルの粘度自体が直接的に摩擦や摩耗を減らすのではなく、摩擦摩耗を防ぐ主要な要素は、オイルに含まれる極圧剤(Extreme Pressure Additives, EP Additives)です。極圧剤は、金属表面に化学的な反応層を形成し、部品が直接接触することによる摩耗を防ぎます。
粘度の役割: オイルの粘度は、エンジン内部の隙間を埋め、燃焼室の気密性を保つことで、エンジン出力を確保します。しかし、摩擦や摩耗の防止においては、極圧剤が重要な役割を果たしており、これが部品の寿命を延ばします。
エンジンに適した粘度: 特に高回転での使用が多いエンジンは、オイルが高温になる傾向があります。そのため、20W-50のような高粘度のオイルが推奨されます。
選び方のポイント: エンジンが冷え切った状態でもエンジンを保護できるオイルがポイントです。冷間時からのエンジンスタートのことをコールドスタートといい、摩耗の多くはコールドスタート時に起きています。
化学合成オイルと鉱物油の違いについての誤解を解く
化学合成オイルと鉱物油の比較
化学合成オイルと鉱物油には、それぞれ独自の特性があります。多くの人は、化学合成オイルが常に優れていると考えがちですが、実際にはその違いを正しく理解することが重要です。
潤滑性の違い
潤滑性とは、エンジン内部で金属同士が摩擦で摩耗しないようにするオイルの能力を指します。潤滑性を決定する主な要因は、**オイルに含まれる「極圧剤」**です。
- 極圧剤は、金属の表面に保護層を作り、摩擦と摩耗を防ぎます。
- 高品質な極圧剤が含まれていれば、鉱物油でも化学合成油を超える潤滑性を持つことがあります。重要なのは、オイルの質であり、極圧剤の品質がパフォーマンスを左右します。
流動性とカーボンデポジットのリスク
流動性の高い(サラサラな)オイルは、高温になるとポリマーが分解し、エンジン内部にカーボンデポジット(炭素の堆積物)を作りやすくなります。これにより、以下のような問題が発生します:
- エンジンの性能低下や故障
- 早期着火(ノッキング)やデトネーションが発生し、エンジン部品(コンロッドやピストン)にダメージを与える可能性があります。
エンジン気密性とオイルの役割:ノンポリマーオイルの優位性
エンジンの燃焼室は完全に気密ではなく、ピストンリングには隙間があります。風船に小さな穴があると空気が漏れるように、エンジンもその隙間から圧力が逃げます。実は気密性は風船より弱いんですよ。
この隙間を埋めて気密性を保つのがエンジンオイルの役割です。オイルの粘度が高いほど隙間をしっかり埋め、圧縮を維持する力が強くなり、粘度が低いとその力は弱まります。
ノンポリマーオイルは、粘度低下を起こしにくいというメリットがありますが、一般的なオイルはポリマーを使っているため、熱やせん断により粘度低下が起こりやすいというデメリットがあります。ノンポリマーオイルは安定した粘度を保ち、エンジンの気密性をより長く維持できるのが特徴です。
目的に合ったオイル選びが重要
化学合成オイルが必ずしも最良の選択とは限りません。オイル選びは、エンジンの使用環境や目的に合わせて行うことが大切です。例えば、鉱物油でも、質の良い極圧剤が含まれているオイルを選べば、エンジンをしっかりと保護することができます。
ノンポリマー鉱物オイルこそ SUBARU 水平対向エンジンに相性抜群
愛車に合ったオイルを選ぶ際は、エンジンの特性や走行環境を考慮することが重要です。RIZOILのノンポリマー鉱物オイルは、特に水平対向エンジンに最適化されており、エンジン内部を冷却しながらも、摩耗を最小限に抑える優れた性能を発揮します。これにより、あなたの愛車がいつまでも最高の状態で走り続けることが可能になります。
ノンポリマー鉱物オイル推奨
- ライズオイル このオイルは、水平対向エンジンに特に適しており、高温時でもしっかりとした潤滑性を保つことができます。さらに、摩耗・摩擦抑制剤であるメタルシールドが多く含まれており、ピストンリングの摩耗を防ぐ効果が高いです。旧車や高回転での使用が多いエンジンに最適です。
エンジンオイルは耐熱性が必要と思ってませんか?
この質問に多くの方が「はい」と答えるかもしれませんが、実はちょっと違うんです!エンジンオイルにとって本当に大切なのは「耐熱性」ではなく、「熱安定性」です。
多くの人が「化学合成油は熱に強い」と思い込んでいますが、これは厳密には間違いです。化学合成油のメリットは、熱に対して安定しているという点にあります。それをもっとわかりやすく言うと、「高温になってもオイルの性質が変わりにくい」ということです。
ただ、これだけでは十分ではありません。エンジンオイルが本当に力を発揮するためには、添加剤の役割も重要なんです!
ポイントを整理すると:
- 化学合成油のベースオイルは、熱に対して安定している
→ 高温でもオイル自体の性能は変わりにくい。 - オイルには添加剤が配合されている
→ これがエンジンオイルの粘度や油膜の強度を決めている。 - 高温になっても粘度が保たれ、油膜が強いオイルが必要
→ 粘度が低いサラサラのオイルでは、エンジン内部の部品が直接擦れ合い、摩耗や故障の原因になる。
つまり、重要なのは:
- オイルが熱に対して安定していること
→ 温度が上がっても性能が変わらない。 - 粘度と油膜の強度がしっかりしていること
→ 高温下でもエンジン部品を保護できる。
これが、SUBARU ボクサーエンジン EJ20/EJ24/FA20/FA24のような高性能エンジンに必要なオイルなんです。単に「耐熱性が高い」だけでは不十分で、熱に対して安定し、なおかつ適切な粘度を持ち続けるオイルこそが、エンジンを守り、最高のパフォーマンスを引き出してくれます!
私の経験から生まれたRIZOIL
元エンジンチューナーが開発
私自身が元エンジンチューナーとして、多くのホンダ VTEC B型エンジンを手掛けてきた経験を活かし、RIZOILを開発しました。油温管理に優れ、高回転エンジンでも長期間にわたって安定した性能を維持します。
ノンポリマー鉱物油 vs 一般製法
動画で解説
メディア掲載実績と信頼性
RIZOILが選ばれる理由:多くのメディアで注目
RIZOILは、エンジン保護とパフォーマンス向上の革新性により、数々のメディアで取り上げられてきました。各メディアからの紹介は、製品の高い信頼性と効果が評価されている証です。メディア掲載実績が、RIZOILの価値を裏付け、ランエボオーナーが愛車に対して安心して選べる理由の一つとなっています。