水平対向エンジンのパフォーマンスを最大限に引き出す専用オイル

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水平対向エンジンパワーを最大限に引き出し、熱ダレを防ぐ。エンジンにこだわるすべてのオーナーへ。

ノンポリマー鉱物油は水平対向エンジン専用として効果あり

水平対向エンジンは、ショートストロークによる高回転・高出力特性を持つため、エンジンの気密性を保つことが重要です。ノンポリマー鉱物油は、優れた粘度で水平対向ンジン専用に開発されたエンジンオイル同様、内部の隙間を埋め、気密性を維持する力があります。さらに、熱ダレしにくい特性を持つため、高回転時でもエンジンパワーを安定して引き出すことができます。

スバル水平対向エンジンに求められるのは気密性を高め「パワーを最大化」する専用エンジンオイル

  • パワーを最大化:
    「水平対向エンジンは、ショートストロークのために燃焼時間が短く、燃焼効率が課題となることがあります。このエンジン特有の特性を補うためには、エンジン内部の気密性を高く保つことが不可欠です。ノンポリマー鉱物油は、エンジン内部の隙間をしっかりと埋める粘度を持ち、気密性を維持しながら高出力をサポートします。」

「熱ダレを防ぎ」高回転時のパフォーマンスを維持

  • パフォーマンスを維持:
    「高回転でエンジンを回す際に、熱ダレが生じるとエンジンパワーが低下し、効率が悪くなります。ノンポリマー鉱物油は、熱ダレしにくい特性を持ち、高温環境でもエンジンの気密性を維持し、安定したパワーを提供します。」

高回転でもパワーを引き出す

  • 高回転・高出力に対応:
    「水平対向エンジンは高回転で高出力を発揮しますが、それに伴う負荷も大きくなります。ノンポリマー鉱物油は、エンジンの気密性を保ちながら、回転数が高くなっても安定した性能を提供するため、エンジンのポテンシャルを最大限に引き出すことが可能です。」

水平対向(ボクサー)エンジン専用オイルを選ぶポイントを解説

スバル水平対向(ボクサー)エンジンに最適なエンジンオイルの選び方

水平対向(ボクサー)エンジンのパフォーマンスと寿命を維持するためには、適切なエンジンオイルの選択が不可欠です。このセクションでは、水平対向(ボクサー)エンジンに最適なオイルの選び方について詳しく解説します。

オイルに配合する添加剤の役割と粘度

極圧剤の役割:

オイルの粘度自体が直接的に摩擦や摩耗を減らすのではなく、摩擦摩耗を防ぐ主要な要素は、オイルに含まれる極圧剤(Extreme Pressure Additives, EP Additives)です。極圧剤は、金属表面に化学的な反応層を形成し、部品が直接触することによる摩耗を防ぎます。

粘度の役割:

オイルの粘度は、エンジン内部の隙間を埋め、燃焼室の気密性を保つことで、エンジン出力を確保確保します。しかし、摩擦や摩耗の防止においては、極圧剤が重要な役割を果たしており、これが部品の寿命を延ばします。

水平対向(ボクサー)エンジンに適した粘度:

水平対向(ボクサー)エンジンは特に高回転での使用が多いため、オイルが高温になる傾向があります。そのため、10W-4020W-50のような中~高粘度のオイルが推奨されます。(ノンターボは10W-30)

選び方のポイント:

水平対向エンジンは冷間時にピストンがシリンダーと密着しています。このため冷間時のスタートで起きる摩耗を抑えることがポイントです。冷間時からのエンジンスタートのことをコールドスタートといい、摩耗の多くはコールドスタート時に起きています。

なぜ化学合成オイルではなくノンポリマー鉱物オイルないのか?

オイルの成分を解説

添加剤の役割:

  • オイルには、摩耗防止剤、洗浄剤、酸化防止剤などの添加剤が含まれています。これらの添加剤は、エンジン内の摩耗を抑え、エンジンを清潔に保つ効果があります。

摩耗防止:

  • 水平対向(ボクサー)エンジンは、ピストンリングが重要な役割を果たしており、これが摩耗するとエンジンの圧縮が保てなくなります。水平対向(ボクサー)エンジンはピストンの下側にストレスがたまる傾向にあります

    そのため、**ZDDPまたはZINC(ジンク)**などの摩耗防止剤が多く含まれるオイルを望むユーザーも多いかと思われますが、多い少ないの問題ではありません。

高温安定性:

  • 水平対向(ボクサー)エンジンは高温になるため、オイルが酸化しにくいことが重要です。オイルの酸化を防ぐ抗酸化剤が含まれている製品は、高温でも劣化しにくく、長期間にわたってエンジンを保護します。

    特に、水平対向(ボクサー)エンジンにとって重要なのは、高温安定性摩耗防止です。(耐熱性ではなく、高温安定性が必要です。多くの方が耐熱性と勘違いしています。)

化学合成オイルと鉱物油の違いについての誤解を解く

化学合成オイルと鉱物油の比較資料について

  • 化学合成オイルと鉱物油にはそれぞれ特性があり、多くの方が化学合成オイルの方が優れていると考えています。しかし、実際にこれらのベースオイルの潤滑性を比較した資料は存在しません。
  • 化学合成オイルが優れているという一般的な認識は、必ずしも正確ではありません。潤滑性についての真実を理解するために、次のポイントを押さえておくことが重要です。

潤滑性とは何か?

潤滑性の定義:

  • 潤滑性は、エンジン内部の金属部品同士の摩擦を減らし、摩耗を防ぐ能力のことを指します。これによってエンジンの寿命が延び、パフォーマンスが維持されます。

極圧剤の役割:

  • 重要なのは、潤滑性はベースオイルの種類(化学合成か鉱物油か)ではなく、オイルに含まれる「極圧剤」によって決定されるということです。極圧剤がエンジン内部で金属表面に保護層を形成し、摩耗を防ぎます。このため、「極圧剤の質が問題」です。どんなに優れた化学合成油であっても、質の悪い極圧剤を使っていると、摩耗し、摩擦も大きくなります。鉱物油であっても化学合成油を超える性能を持つことは可能であり、優れた潤滑性を発揮します。

ノンポリマー鉱物オイルが持つ冷却性と耐熱性

高いエンジン冷却性:

  • 冷却性はベースオイルの分子構造で決まります。分子が小さい合成は熱しにくく、冷めにくい特性を持ち、分子が大きい鉱物は熱しやすく、冷めやすい特性を持つことになり、高い冷却性を持ちます。

水平対向エンジンに求められるのは耐熱性が必要と思っていませんか?

冷却性と耐熱性の違い

化学合成オイルと鉱物オイルにはそれぞれ異なる特性がありますが、耐熱性自体に大きな差はありません。耐熱性とは、オイルがどの温度で燃え始めるかを示す「フラッシュポイント(引火点)」で測定されます。例えば、どの粘度のオイルを選んでも、フラッシュポイントに大きな差はありません。これは、オイルが高温環境でどれだけの熱に耐えられるかを示しているに過ぎません。

本当に重要なのは耐熱ではなく「熱安定性」と「添加剤」

オイルの真の性能を測る上で重要なのは「耐熱性」ではなく、「熱に対する安定性」です。この安定性においては、化学合成オイルが優れていることが一般的に知られています。化学合成オイルは、分子構造が均一であり、熱による分解が起こりにくいため、高温環境下でも安定した性能を維持します。

しかし、ここで見落とされがちなのが「添加剤」の役割です。どれだけベースオイルが安定していても、オイルに配合される添加剤が高温によって先に分解してしまうと、オイル全体の性能が低下してしまいます。そのため、オイルの性能を最大化するには、ベースオイルと添加剤のバランスが非常に重要になります。これらのバランスの良い製品が水平対向(ボクサー)エンジン専用となる指標となります。

水平対向(ボクサー)エンジンにおすすめなのはノンポリマー鉱物油

ライズオイルは、このバランスを最大限に追求した製品である「ノンポリマー鉱物油」を提供しています。このオイルは、化学合成オイルに匹敵する「熱安定性」を持ちながらも「添加剤」の効果を最大限に引き出すことができるように設計されています。これにより、高温環境でも安定した保護性能を発揮し、エンジンの寿命を延ばすことが可能です。

流動性の高いベースオイルとカーボンデポジットの関係

  • 流動性が高いオイル:(サラサラなオイル)は、ポリマーが使用されることが多く、このポリマーが高温で分解してしまうと、カーボンデポジット(エンジン内部に蓄積される炭素の堆積物)を引き起こす原因になります。

  • カーボンデポジットの影響:カーボンデポジットは、エンジン内部の動きを妨げ、最終的にエンジンの性能低下や故障を引き起こします。そのため、流動性が高いオイルを使用する際には、ポリマーの含有量やオイルの品質に注意が必要です。

化学合成が良いというのは目的しだい

  • 化学合成オイルが必ずしも最良の選択ではないことを理解していただくために、オイル選びでは潤滑性やカーボンデポジットのリスクについても考慮する必要があることをお伝えします。鉱物油であっても、「質の良い極圧剤」が含まれている製品は優れた潤滑性を発揮し、エンジンをしっかりと保護します。

  • 例えば、ライズオイルのような製品は、極圧剤であるメタルシールドをしっかりと配合し、ノンポリマー製法により、ポリマーの使用無くすことで、エンジンの摩耗を防ぎ、カーボンデポジットのリスクを低減するよう設計されています。

これらの問題に対して、ライズオイルのノンポリマー鉱物オイルが効果的な解決策を提供します。

カーボン蓄積の抑制

  • ライズオイルのノンポリマー鉱物オイルは、燃焼時に発生するカーボンを効果的に抑制するように設計されています。このオイルは、燃焼室内でのカーボンの蓄積を最小限に抑え、クリーンに保ちます。その結果、エンジンの摩擦が減少し、効率的な燃焼を維持することができます。

摩耗防止:エンジン保護と寿命の延長

  • このオイルは、水平対向(ボクサー)エンジンのピストンリングを保護し、エンジンの摩耗を防ぐために特別に設計されています。定期的な使用により、エンジンの寿命を延ばし、長期間にわたり本来のパフォーマンスを維持することが可能です。

  • 横に向いたピストンは適正な粘度を保てないとストレスがかかり、摩耗・摩擦が増大します。ここで重要なのが極圧剤。愛車を大事に思うのは自然なことですが、市販添加剤を追加することはオイルのバランスを崩すことにつながります

  • ライズオイルにはピストンおよびピストンリングを守る「メタルシールド」がすでに配合されており、摩耗と摩擦から保護します。

カーボン発生を抑制

カーボンが発生しにくいエンジンオイルが求められています。これを可能にしたのがノンポリマー鉱物油。ポリマーは劣化すると黒くなり、劣化したオイルが燃焼すると、大量のカーボンを発生させます。この原因物質が入っていないことで、カーボン発生を抑制できるのです。

コールドスタートに強いオイル

  • 冷間のエンジンスタート: 冷間時のエンジンスタートが摩耗原因のトップ。エンジンを止めるとオイルは重力で下に落ち、同時に極圧剤も下へ落ちていきます。特にサラサラなオイルほど落ちやすいものです。ドロドロなオイルほどその場にとどまる力が強いことになります。

ノンポリマー鉱物オイルこそ水平対向(ボクサー)エンジンに相性抜群

ノンポリマー鉱物オイル推奨

  • ライズオイル このオイルは、水平対向(ボクサー)エンジンエンジンに特に適しており、高温時でもしっかりとした潤滑性を保つことができます。さらに、ZDDPであるメタルシールドが多く含まれており、エンジンの摩耗を防ぐ効果が高いです。旧車や高回転での使用が多いエンジンに最適です。

  • ライズオイル GT-RS 20W-50: こちらは、特に過酷な使用条件でエンジンを保護するために設計されています。高温時の安定性が高く、長距離走行やスポーツ走行を行う水平対向(ボクサー)エンジン専用といっても過言ではありません。また、エンジン内部のクリーンな状態を維持するための洗浄剤も配合されています。

日常使用

GT-RS10W-30:

通勤や日常的な運転では、ノンターボではライズオイル 10W-30がおすすめです。寒冷地でも十分に機能し、エンジンをしっかり保護します。

街乗りからモータースポーツ

GT-RS10W-40:

ターボ車、サーキットや峠での走行には、ライズオイル GT-RS 10W-40が最適です。高温下でもオイルの粘度を保持し、エンジンのダメージを最小限に抑えます。

水平対向(ボクサー)エンジンを持つ旧車/モータースポーツ

「空冷水平対向エンジン」を持つフォルクスワーゲン及びポルシェスバルEJ20型

GT-RS20W-50:

特に古いエンジンを搭載した車には、より高粘度のオイルが必要です。ライズオイル 20W-50は、オイル漏れを抑制し、エンジン内部の摩耗を抑えます。

ノンポリマー鉱物オイルとは2種類のベースオイルを贅沢に使用したエンジンオイルです。鉱物オイルなのになぜこんなに高価なのかを思うかもしれませんが、その価値は価格以上のものがあります。

ISOTテスト結果

ISOTテストとは165.5℃ 24時間加熱し性能の変化を見るテスト。A社は化学合成油試験前の粘度指数は19.34だったものが15.47に急減。一方RIZOILは16.84から16.43と変化は極小。抗酸化作用も大きい。

実走行に当てはめると

オイルの性能を維持する力が強いことを証明。

冷却性能の検証

Youtuber”ハチャメチャパパと小坊主のガレージライフ”様のご協力によりライズオイルの冷却性能を検証していただきました。

ノンポリマー鉱物オイルをもっと詳しく>>

水平対向(ボクサー)エンジン対応 車用エンジンオイル

旧車 街のりからスポーツ走行

RIZOIL
RIZOIL GT-RS
10W-30SN/CF
【自動車専用】

旧車 スポーツ走行からサーキット

RIZOIL
RIZOIL GT-RS
10W-40SN/CF
【自動車専用】

旧車 チューンドエンジン対応

RIZOIL
RIZOIL GT-RS
20W-50SN/CF
【自動車専用】

対応車種:
スバル:フォレスター・インプレッサ・クロストレック・レボーグ・レイバック・WRX・BRZ
トヨタ:86・GR86
ポルシェ:356・901・901・911・912・914・964・993・718・ボクスター・
フォルクスワーゲン:ビートル・ワーゲンバス・

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