気密性(圧縮圧力を保つ)について

airtightness

2:気密性を詳しく解説

高い気密性を持つことが出来るとパワーアップにつながる

摩耗したエンジンはピストンとシリンダーの隙間ができて燃焼ガスが抜けてしまいます

この燃焼ガスを封じ込めることが出来ればエンジン本来のパワーを取り戻すことが可能となります

封じ込める力を気密性といいます

この燃焼ガスを封じ込む力はエンジンオイルの粘度
粘りは言い換えると油膜の厚みです

粘度表示に20、30、40、50などの番数が書いてあります この番数が大きいほど粘りが強い つまり油膜が厚いということになります

油膜のは厚み以外にも強度が必要

オイルは熱が加わるとドロドロと粘りのあるものがサラサラと粘りを失っていきます

粘りが無くなると 隙間を埋めることが難しくなり 燃焼ガスが漏れ出てしまうこともあります

更にポリマーを使ったエンジンオイルは熱により劣化し20W-50の粘度だったものが10W-40などに落ちてしまうこともあります

つまり油膜はどんなに厚くても すぐにサラサラになってしまうオイルは旧車・過走行車には向かないということです

油膜が厚く強度を持つオイルはこちら>>

旧車に合成を使ってはいけない理由

化学合成を使うとゴムシールを傷めるといいますが 現代の技術だと傷めることは無いと言えます 

ただし

サラサラな粘りの無い化学合成はあらゆる隙間から染み出てきやすいために オイル漏れや気密性が落ちた旧車や過走行車はパワーダウンやオイル消費・白煙の原因になりやすいので注意する必要がありますので 旧車・過走行車専用につくられたエンジンオイルを使用しましょう

旧車・過走行車にはノンポリマー鉱物オイルリッチ製法のエンジンオイルがマッチ!

製造方法は大きくわけて2種類あります

通常製法

1種類のベースオイルに添加剤とポリマーを加え製造します

ベースオイルが1種類のため安価に大量生産が可能

ノンポリマー製法

贅沢に2種類のベースオイルを使って粘度(油膜)を作ります

ベースオイルが複数使用することから製造コストは高くなりますが 高性能なエンジンオイルを製造することができます

通常製法とノンポリマー製法の違い

ノンポリマー製法についてもっと詳しく>>

旧車・過走行車にお乗りの方はぜひRIZOILを!

旧車・走行距離不明・多走行旧車・過走行車(10万キロを超えたエンジン)にお乗りの方は、
RIZOILをぜひご利用ください