燃料ホース・バキュームホースを外す
クリップで止まっているのでクリップをペンチなどで挟み外す。この時ホースを傷つけないように注意すること。古くなったホースは外すときなどに切れたりひび割れてしまったりして、燃料漏れの原因になります。
作業時は火気厳禁!
タンクのボルトを外す。
通常シートを外すと10mmのボルト1本もしくは2本で止まっています。このボルトを最適な工具で外すこと。
工具は適切なものを使うこと。
シートを止めているボルトは強い力で止まっている訳ではないので、どれでも大丈夫。でも古い車体はボルトがサビて緩まないものもあります。そのようなボルトをスパナで緩めようとすると、ねじ山を潰してしまうこともあります。
出来るだけ、メガネ、もしくはソケットレンチを使った方がいいでしょう。
タンクを外そうとすると、燃料計の配線で外れない
燃料計の配線が邪魔をして外れません。
もう一息!
燃料計の配線はコネクターで止まっているだけ。
このコネクターは爪で引っかかっているだけなので、この爪を押し下げてしまえば簡単に外す事ができます。
これで完了!
これでタンクの取り外しは完了
取り付けはこの逆の手順で行えばOK!
取り外しの注意点
燃料コック要チェック!
負圧式燃料コックが悪くなると、燃料が送り込まれなくなります。
その場合「PRI」にすると直通になり燃料が供給されるようになります。
外に漏れだした時は、火災の原因になりかねません。
十分注意して作業をしましょう。
ON・OFF式の燃料コックはOFFにし忘れるとオーバーフローする場合があります。
ホースを外した時にいつまでも燃料がこぼれて来るようであれば、燃料コックの交換が必要です。
燃料ホースの割れに注意
燃料ホースはゴムで出来ていますので、古い車両はホースも硬くなってしまい、画像の様にホースが割れてしまう場合があります。
この様な時は交換が望ましいですね。
交換はキャブレターも外す作業が必要です。
バキュームホースは不圧を利用して燃料コックのON・OFFをするもので
このバキュームホースがひび割れなどすると、燃料の供給ができなくなります。