エンジンヘッドの種類
バイクの気筒数の種類
空冷エンジン
空冷エンジンの特徴は、エンジンを冷却するための深いフィンがあること。フィンがあることで、エンジンの表面積を増やし、冷却効率高める
メリット
構造が簡単な為、軽量コンパクトに出来る。
デメリット
走行風でエンジンを冷やす為、渋滞路などではエンジンを冷やす事が困難。走行風に影響されるため、エンジン出力が安定しない。
水冷エンジン
水冷エンジンの特徴は、水でエンジンを強制的に冷やすため、エンジンの表面にフィンが無くなる。
メリット
水により強制的に冷却するので、エンジン出力が安定する。
デメリット
ラジエター、ウォータージャケット、冷却ファン、サーモスタット、ウォーターポンプ等部品点数が増えるので、重くなり、大きくなる。
2サイクルエンジン
エンジンヘッドにバルブ機構が無いので、部品点数が大きく違う。大変軽量コンパクトに作ることができる。
メリット
軽量コンパクト、4サイクルエンジンよりパワフル
デメリット
2サイクルオイルを一緒に燃焼するので、白煙が出る。その為、環境に厳しい
このページの用語解説
DOHC
Double Over Head Camshaft
シリンダーヘッドに吸気と排気で別々のカムシャフトで吸排気の弁を動かす形式
SOHC(OHC)
Single Overhead Camshaft
シリンダーヘッドに吸排気共に1つのカムシャフトで動かす形式
OHV
Overhead valve
シリンダーヘッドにカムシャフトは無く、クランクシャフトの回転がカムシャフトの役目をし、クランクから伸びるプッシュロッドでシリンダーヘッドにある吸排気の弁を作動させる。
Sidevalve
サイドバルブ
シリンダーヘッドが平らな形をしているので、シリンダーヘッドの上面にバルブが無く、シリンダー側面にバルブがあるものをサイドバルブという。
ウォータージャケット
冷却水の通る通路