直噴エンジンには使用不可
直噴エンジンとは燃焼室に直接燃料を噴射する方式のエンジンです 大変制御が難しいエンジンですから燃焼室にキャブテックがあるとエンジン始動が困難になるもしくは異常燃焼をおこしてしまう可能性がありますので ご使用はお控えください
キャブテック入れすぎに注意
キャブテックは泡状で出来てます
燃焼室の注入する際泡状の薬剤を注入しますが まれに液体のまま出てくる場合があります その場合は3秒以上の噴射は控えてください
注入後30分以上待つこと
30分以上ですから一晩でもOKですがそれ以上経過すると 溶かした薬剤が揮発してしまい固形化する可能性がありますので漬け置きをほどほどに
キャブテックを入れ過ぎるとどうなる?
キャブテックを入れ過ぎるとセルモーターが回らないのでエンジン始動が出来なくなります 液体は圧縮できませんからピストンが動かなくなります
キャブテックを入れ過ぎた場合の対処法
- スポイトなどで吸い出す
- プラグホールを布で覆いセルモーターまたはキックをして噴出させる
噴出させる場合は周辺に飛び散らないようにご注意ください
クランクを1~2回転させる理由
泡状で出た薬剤は時間が経過すると泡がおさまり液体になっています 液体になった薬剤をクランクを回転させることでトップリングからセカンドリングへ降ろします
回転させることでセカンドリングまで洗浄することが目的です 不要であればこの作業はしなくても大丈夫です
セカンドリングに降りた薬剤が洗浄するまで30分以上待ちます
クランクの回転のさせかた
バイクの場合
プラグを外した状態でギヤを2速または3速に入れて押すとクランクが回転します
乗用車の場合
クランクプーリーやオルタネーターを工具を使い回転させます
プラグを取り付けます
プラグを取り付けアクセル全開でエンジンを始動してください
セルが回らない キックが下りない場合はキャブテックの入れ過ぎです
始動後に白煙が大量発生しますからご近所迷惑にならないようご注意ください
白煙が治まるまで走行するか待つようにします
白煙が治まれば完了です
キャブテックは繰り返してもいいの?
汚れ落ちが気になるのであれば これまでの順番を繰り返し行うと効果的です
なぜ新品プラグに交換するの?
プラグには座金が付いています
この座金が潰れる事で圧縮を保ちますが一度潰れてしまった座金のプラグは圧縮を保つことが出来ない場合がありトラブルの元です
トラブル防止の観点から新品プラグに交換をお勧めいたします