エンジンオイルが汚れる理由

せん断による汚れ

化学合成オイルに使われる粘度向上剤の一つに 「ポリマー」 というものがあります。
この ポリマーがせん断されると、スラッジに変化 します。

スラッジとはオイルの汚泥のことスラッジが発生すば、
当然エンジンオイルは汚れることになり、
また、粘度向上剤が劣化と同時に粘度低下を起こしてしまいます。

その為、一般エンジンオイルでは5000キロも走ると、
オイルは 「せん断」され、 粘度向上剤が劣化 してしまい
エンジンオイルは汚れていきます。 

ケンドルモーターオイルにはポリマーを使用していませんので黒く汚れにくいのです。

 
※ せん断
例えば、肉のかたまりがあります。かたまりは固く弾力もありますが、この肉をナイフで切っていくと、ミンチ状にになり固くもなく弾力もなくなります。この切っていく状態を「せん断」といいます。
熱による粘度向上剤の劣化

スポーツ走行をしたり、渋滞に巻き込まれると、エンジンの温度が上昇し、
油温が120度にまで達することが良くあります。

ベースオイルの耐熱温度が180度あっても添加剤がその温度まで耐えられるのでしょうか?通常、油温が110度を超えると、急激に粘度向上剤が劣化しスラッジと変化していきます。

簡単にいうと、こげた状態ですね。

スラッジに変化した粘度向上剤は、エンジンオイルを汚します。
そしてエンジンの保護は出来なくなります。

ケンドルモーターオイルにはポリマーを使用していませんので黒く汚れにくいのです。

※ 耐熱性が求められるのは、ベースオイルの耐熱性だけでなく 添加剤の耐熱性も求められます。
洗浄剤による汚れ

エンジンオイルには洗浄剤が配合されています。
この洗浄剤が、エンジン内部に付着した、汚れを分解してオイルの汚れを促進します。

良く聞く言葉に、良いエンジンオイルは汚れやすいというのは、この事から来ています。