フロントホイール脱着

front-wheel

ボルトを緩める

まずは、ボルトを緩める事から始めます。ジャッキアップした状態でボルトを緩めようとすると、ジャッキアップした状態では大変不安定なので、倒れかかったりして大変危険です。

まずはボルトを緩めることから始めましょう。

ブレーキキャリパーのボルトを外す。

通常12mmのボルト2本で止まっています。メガネレンチ、もしくはソケットレンチを使いボルトを緩めます。スパナは使わないこと。

ブレーキキャリパーはホイールの内側に入り込んでいるため、キャリパーを外さないとホイールは外れません。

ホイールシャフトを固定しているボルトを緩める

ヘキサゴン(六角ボルト)で止まっているので、最適な大きさのヘキサゴンでボルトを緩めます。ZRX1200Rの場合、6mmのボルトで止まっています。

ナットを緩める。

大きなヘキサゴン(六角ナット)で止まっています。ZRX1200Rの場合、左22mmと右17mmのヘキサゴンです。小さい方がナット、大きい方がボルトです。ホイールを組むときに左右逆に組んでいる場合もありますが、どちらでも問題はありません。

ナットが外れる

シャフトが抜けていないので、ホイールが外れる事はありません。抜くときはこのナットを差し込み、プレスチックハンマーで叩けばシャフトは抜けてきますがここではまだ抜きません。

ジャッキで持ち上げる!

フロントメンテナンススタンドが販売されていますが、メンテナンススタンドは、シャフトを抜くときにスタンドが邪魔をして作業がしにくい場合もあります。

ジャッキアップしたら、シャフトを抜きましょう。

シャフトを抜く前に、赤まるでかこったヘキサゴン(六角ボルト)を緩めるのを忘れずに!緩めるのを忘れてシャフトを叩くと、シャフトのねじ山を痛める事になります。

シャフトを抜いたらホイールを外しましょう。

フロントフェンダーの脱着がホイールを外さないと出来ない車種もございます。

ホイールを装着する場合は、外した逆の手順で行う。